
おしゃれなバーに行ったら、あなたはどんなカクテルを頼みますか?
たくさんの種類の中から、どれを選んだら良いかわからない…そんなお悩みもあるかもしれません。
ここではヨーロッパの女性に人気の、おしゃれで美味しいカクテルランキングをご紹介しましょう。
どれも有名なものなので、メニューになくても頼めばバーテンダーさんは作ってくださるはずですよ♡
女性に人気!美味しいカクテルランキング10~6位
素敵なバーではキレイなカクテルを注文したいもの。
でも注意したいのは、強いアルコール度数でも、無味無臭のお酒があるということ。
カクテルに良く使われる蒸留酒やその特徴について知っておくと、お酒ともっと上手に付き合うことができますよ。
お酒の特徴や、二日酔いしにくい予防法もまとめているのはこちらです。
それでは、世界的に女性に人気のカクテルをご紹介しましょう。
キューバ生まれのラムベースのカクテル「モヒート」は、ラム酒とライム果汁、ソーダ水、ミントの葉を加えたもの。
そのアレンジとしてブラックサンブーカ(アニスリキュール)やラズベリー果汁を加えたものがブラック・モヒートです。
黒いカクテルに緑色のミントが映え、苦みと爽やかさ、フルーティな甘さが絶妙なバランス。
フランスやギリシャ、ドイツなど、ヨーロッパ各国で大人気の、夏にぴったりなカクテルです。
カクテルの女王と呼ばれる、赤に近い琥珀色の上品なウイスキーベースのカクテル。
1867年にアメリカ大統領のパーティで振舞われたと言われ、マンハッタンに沈む夕日の色とも例えられます。
ウイスキーにスイートベルモット、アロマチックビターズを加え、レッドチェリーを飾ります。
甘さの中にほんのり感じる、ベルモット(ハーブリキュール)のほろ苦さはマリリン・モンローをも虜にしたほど。
オーストリアで生まれた、辛口のシャンパンとカシスリキュールを混ぜたもの。
フランスでキール(白ワイン+カシスリキュール)が人気となった後、白ワインをシャンパンに変え、より飲みやすくなったものがキール・ロワイヤルなのです。
フルートグラスに入ったワインレッドのカクテルは美しく、甘みと心地良い発泡が人気。
テキーラベースのショートカクテル。
テキーラにホワイトキュラソー(オレンジリキュール)、レモンジュースを加え、グラスのふちに塩を付けます。
グラスの同じ場所から飲み続ければ、塩なしで味わえますし、場所をずらせば塩の味を再度楽しめますね。
なぜ塩が付いているか?
それは、塩を舐めた後にはレモンなどの酸味ある柑橘類が甘く感じられるから、なのです!
ソルティ・ドッグというカクテル(ウォッカ+グレープフルーツ果汁)にも、コップのふちに塩がついていますね。
ちなみに「ソルティ・ドッグ」の塩がないバージョンが「ブルドッグ」です。
面白いですね!
イタリア、ヴェネツィアの有名なハリーズ・バーで生まれたワインベースのカクテル。
プロセッコにピューレした白桃とざくろシロップを加えたもの。
桃のとろける甘さと発泡がベストマッチなカクテルです。
淡いピンク色が可愛らしく、女性に大人気です。
女性に人気ランキング5~1位
ここからは、大人なカクテルも登場していきますよ!
ヨーロッパでは特に、ハーブのリキュールは大人気なのです。
「カクテルの王様」と呼ばれる、ジンベースの超有名なショートカクテル。
ドライ・ジンにドライ・ベルモットを加えたものに、オリーブを飾ります。
火照った肌をクールダウンさせてくれるかのようなドライな味わいは、大人の女性にぴったり。
映画にも良く出てくるのは、バーテンダーの力量がはっきり出てしまう、特別なカクテルだからなのです。
スペインの国民酒と言われるほど代表的な飲み物です。
ポルトガルでも良く飲まれています。
赤ワインにオレンジやレモン、リンゴなどをスライスして漬け込み、甘味として蜂蜜を加えます。
蜂蜜はヨーロッパでは万能薬として良く用いられるのです!
サングリアの風味付けとして、ブランデーやシナモン、クローブなどのスパイスが加えられることもあります。
ここまでお読みになって、ヨーロッパ好きの方は気付かれたかもしれません。
そう、材料を見ると、ドイツのクリスマスに温めて飲まれるグリューワインに似ていますね!
スパイスとホットワインで身体が温まる、冬のおいしいドリンクです。
しかしサングリアはこれとは逆で、冷蔵庫で良く冷やし、夏場に良く飲まれます。
赤いワインに漬かった色とりどりのフルーツが可愛くて、見た目も華やかですね♡
黄色い色がミモザの花を思わせることから名づけられた、シャンパンベースのカクテル。
フルートグラスにシャンパンを注ぎ、オレンジジュースを加えたもの。
イタリアでは「女性の日」に男性から女性へミモザの花を贈りますね。
そんな風に、ミモザにはフェミニンでロマンティックな意味があるのです。
1863年、イギリスの皇太子エドワードとデンマークの王女アレクサンドラの結婚式に捧げられたカクテル。
当時はジンベースでしたが、現在はブランデーベースがポピュラーとなっています。
ブランデーにカカオリキュールと生クリームが加えられ、まるでチョコレートケーキのような美味しさ。
この甘く濃厚な味わいから、25度という高いアルコール度数を全く思わせないのが特徴です。
美味しいけれどアルコール度数の高いお酒として、常に気を付けるべきリストに入っています。
イタリアのフィレンツェの老舗レストランで出していたカクテル。
美食家で有名だった、ネグローニ伯爵のために用意していたものでした。
カンパリ、スイート・ベルモット、ドライ・ジンを合わせたもの。
美しい赤い色とドライな味わいが、世界的に人気となっています。
お酒に弱い女子も安心して楽しめるお酒
お酒に弱いけど、おしゃれなバーを楽しみたい!
そんな女性におすすめのカクテルをご紹介しましょう。
アルコール度数:5.3%
卵リキュールであるアドヴォカートは、まるでカスタードクリームのようにこっくりとした甘さ。
そこに、ライム果汁とレモネードを加えてたものが「スノーボール」です。
お菓子のように甘くて、女性にも大人気です。
アルコール度数:3.4%
ピンク色の可愛らしいピーチリキュールにオレンジ果汁を加えたもの。
ピーチの甘みとオレンジの酸味がバランス良くフルーティで、とても飲みやすいカクテルとして愛されています。
アルコール度数:5%
イタリア生まれの鮮やかな赤が美しい、カンパリリキュールベースのカクテル。
カンパリにグレープフルーツ果汁とトニックウォーターを混ぜたもの。
「スプモーニ」とはイタリア語で「泡立ち」の意味。
トニックウォーターの炭酸が胃液の分泌を促進してくれるため、食前酒にも用いられます。
他にも、上でご説明したミモザも6度程度と、そんなに強くはありません。
是非試してみて下さいね!
ヨーロッパのおしゃれなバーも、思い切り楽しめてしまうことでしょう♡