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冬のヨーロッパの魅力を紹介!旅行に便利な持ち物やおすすめの観光場所は。

約 1 分
冬のヨーロッパの魅力を紹介!旅行に便利な持ち物やおすすめの観光場所は。

ヨーロッパの美しさを語る時、絶対に外せないのが冬の季節!

観光客が少ないというだけではなく、冬のシーズンにしか出会えない風景や催しなどがあるのです。

ヨーロッパならではの長いクリスマスシーズンに、花火と共に迎える新年。

雪に暖炉に、ホットチョコレート!

そして寒さゆえにピンと張りつめる、自分の感性。

ヨーロッパの芸術を、いつもと違う新鮮な感覚でとらえられる、絶好のチャンスでもあります。

しんと静まり返る空気の中、お気に入りのコートをひるがえしながら、石畳の上をコツコツと歩く…それだけでも、忘れられない一時になることでしょう。

そんな美しいヨーロッパの、冬に絶対に訪れていただきたい場所を厳選し、気候や持ち物などの情報もあわせてお伝えいたします!


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冬の大自然の力が生み出す、魅力的な観光地リスト

夜景に輝くオーロラ

世界には、大いなる自然の力によって生み出される、美しい現象が盛りだくさん!

私たちの知らない、冬だけの特別な風景は必見です。

ヴェネツィア(Venezia)ーイタリア

ヴェネツィアのアクアアルタ

水の都ヴェネツィアの、冬の風物詩である「アクア・アルタ(acqua alta)」は、満潮という意味。

冬の時期だけアドリア海に吹く季節風が、海の水をヴェネツィア潟に押し上げます。

そこへ海の満潮が重なることで、海の水位がぐっと上がり、ヴェネツィアの街が海に沈む状況が生まれるのです。

美しいサンマルコ広場が水鏡になる様子は、非現実的でとても美しく、地球の営みの偉大さを感じ、見とれてしまうことでしょう。

このアクア・アルタに備え、街の人たちは天井にボートを備えているのが伝統的。

長靴を履いて街の中を散策していると、店内に入り込んだ海水をホースで汲み出していたり、ワイワイ言いながら楽しそうにモップで掃除していたり…と、ヴェネツィアの歴史的な生活の一部を垣間見たような気持ちがすることでしょう。

朝起きたら、一面が水鏡の世界だった…という体験を、是非味わっていただければと思います。

街の人々がちゃんと移動用の高台の通路を作ってくれますし、しばらくすると昼前には海水も引いていきますので、ご心配はいりませんよ。

お気に入りの長靴があれば、水の中の散策も楽しくなりますね。

また、ヨーロッパでは新年を花火と共に迎えますが、ヴェネツィアの特別なのは、海の向こうから花火が上がること!

花火を見ながら、知らない人たちとも「Buon anno!!(ボナンノ)」(新年おめでとう!)と言い合って、笑顔で新しい年を迎えるのも素敵ではないでしょうか。

イタリア独自の年越しの習慣もおもしろく、ぜひ一度は味わっていただきたい瞬間です。

モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)ーフランス

夕焼け空とモン・サン=ミシェル

フランス西海岸のサン・マロ湾に浮かぶ、世界遺産に登録されている修道院です。

周りを囲む海は潮の満ち引きが激しく、潮の満ちる様子はまさに馬が駆けてくるような速さ。

そして干満の差は15mにもなります。

海に浮かぶモン・サン=ミシェルは、カトリック巡礼地の一つであり、海に隔てられた孤高の修道院なのです。

モン・サン=ミシェルの内部の美しさは言うまでもなく、ここでは割愛しますが、この島を外から眺める情景はため息が出るほど美しく、一生に一度は訪れていただきたい場所なのです。

特におすすめしたいのは、夕刻から夜にかけての色の移り変わりです。

太陽の光がだんだんオレンジ色からピンク色、そして薄紫色に変わっていき…海に囲まれたモン・サン=ミシェルが、紫色の世界に包まれるのです。

なんて幻想的な景色でしょう。

そして、完全に日が落ちると、これまた美しい夜景が浮かび上がるのです。

冬は日が沈むのが早いからこそ、こうして刻々と変わる景色の表情をゆっくり見ることができるのです。

モン・サン=ミシェルへは、鉄道を使ってパリから日帰りも可能です。

この美しい夜景を日帰りで見れるのは、冬だけなのです。

ノイシュヴァンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)ードイツ

白銀世界のノイシュヴァンシュタイン城

シンデレラ城のモデルとなった、ロマンティックな白亜の城。

ロマンティック街道の終点にある、バイエルンアルプスに囲まれたシュヴァンガウの宝石と言えましょう。

1845年からバイエルン王国の国王、ルートヴィッヒ2世によって、バロック、ゴシック、ルネサンスなどあらゆる建築様式を取り入れて建てられました。

ディズニー映画のシンデレラ城のモデルとなったことでも有名ですね。

王は音楽家ワーグナーに心酔しており、城の内部には、ワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」「タンホイザー」「ローエングリン」などの世界が描き出されています。

部屋ごとにテーマがあり、中には部屋全体が洞窟になっているものまであるのです。

孤独だった王が自分の夢を叶えるために作り、謎の死を遂げた…という謎に包まれた儚い物語も魅力の一つです。

この地域は「白鳥の里」という名前であり、ワーグナーの有名な白鳥伝説の縁の地です。

そしてノイシュヴァンシュタイン城とは、「新しい白鳥の城」という意味なのです。

冬になって背後の湖が凍てつき、一面が雪景色になると、その美しさは息を飲むほど。

銀世界にそびえる白鳥の城は、どこか人を寄せ付けず、毅然と美しく…究極にロマンティックなのです。

ロヴァニエミ(Rovaniemi)ーフィンランド

オーロラのかかった空

北極に近いエリアならではの、オーロラが発生する領域「オーロラベルト」

ロヴァニエミはオーロラベルトの直下でありながら、サンタクロース村があるという、贅沢な街なのです!

9月~3月の時期が最もオーロラが見える確率が高くなります。

夜空一面に幻想的なオーロラがかかり、そのゆらぐ姿は本当に神秘的…!!

街の中心から8kmほど北へ行くと、サンタクロース村があるのです。

子供の頃から憧れたサンタクロースに会って、夢を叶えてみてはいかがでしょうか。

大満足な旅になること、間違いありません!

ツェルマット(Zermatt)スイスーフランスー北イタリア

逆さマッターホルン

スイス最高峰のマッターホルン山麓にある、世界有数のアルペンスキーリゾート、ツェルマット。

スイスとイタリアの国境近くにあり、その標高は約3292m!

サンモリッツから氷河特急に乗って、ツェルマットまでパノラマ絶景を見ながらの旅を楽しめます。

街からはすぐ目の前に、真っ白なマッターホルン(標高4478m)が大きく姿を見せ、雄大な氷河に覆われたモンテ・ローザ、ドムなどの美しい山々を望むことができます。

朝日を受けて金色に輝くマッターホルン、山を登る羊の群れと、カランカランと鳴る鐘の音…これぞスイスアルプス!といった絶景に、感動せずにはいられないことでしょう。

ツェルマットから登山電車に乗り、ゴルナーグラート展望台へ登っていくと、突然大きなマッターホルンが視界一杯に広がります。

360度の大パノラマで眺めるその勇壮な姿は、一言では言い尽くせません。

展望台からの帰り道に少し歩けば、リッフェル湖があり、湖に映る逆さ富士ならぬ、「逆さマッターホルン」が見えます。

マッターホルンを眺めながらのリッフェル湖周辺のハイキングは、一度は体験していただきたい清々しさです。

ぜひスキーやスノーボードを楽しみながら、アルピニストの仲間入りをしてください!


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ヨーロッパの冬ならではのイベントが魅力的な観光地

クリスマスマーケットの様子

冬のクリスマスマーケットや年越し、ニューイヤーコンサートにおいしい食事、そしてウインターバーゲン…この季節ならではの楽しいイベントが盛りだくさん!

ヴァティカン(Vatican)ーイタリア

ヴァティカンのクリスマス風景

ヴァティカン市国はイタリアのローマ市内にあり、ローマ法王が統括する独立国です。

カトリック教会の総本山であるサン・ピエトロ大聖堂には、世界中から巡礼者が訪れるパワースポット。

特にキリスト教にとって一番大切なクリスマスには、一段と神聖で荘厳な雰囲気に包まれるため、是非とも訪れてほしい場所です。

クリスマスシーズンのサン・ピエトロ広場には、北イタリアから切り出してきた高さ25mもある大きなモミの木がたてられ、美しく飾り付けられます。

その隣には、キリスト誕生の瞬間を模した巨大なプレセペが設置されます。

プレセペは、ヨーロッパの人々にとって、クリスマスを迎える一番の要であると言っても過言ではない、大切なものです。

サン・ピエトロ大聖堂の中にも広大な面積のプレセペが飾られ、ミサが聞こえる中での世界最高のクリスマスの雰囲気を味わえることでしょう。

夜にライトアップされた大聖堂は本当に美しく、ローマの街からもその眺めを見れる場所は観光スポットになっているほどです。

世界中のカトリック教徒たちが想いを寄せるクリスマスのヴァティカンを、是非訪れてみてください。

クリスマスマーケットも豪華で、とても素敵ですよ。

ローテンブルク・オプ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)ードイツ

ローテンブルクの雪景色

ドイツの観光名所ナンバーワンのローテンブルク。

そして一年で一番美しく、一層魅力が増すのは、何といってもクリスマスなのです!

中世のメルヘンな街に、キラキラと輝く可愛らしいクリスマスマーケットは、何とも言えずロマンディックなのです。

キリスト降誕を待つ「アドヴェント」期間の始まりには、クリスマスマーケット開場のセレモニーがあり、サンタクロースが現われて子供たちにキャンディーを配って歩くのです。

マーケットには、ツリーに飾るオーナメント、焼き菓子用のスパイス、キャンドルに可愛らしい木のおもちゃなど、様々な屋台が並びます。

寒空の中、サラサラの雪が降ってきたら、辺りは更にロマンティックに輝きます!

温かいグリューワインを飲みながら、焼きたてのお菓子を頬張って…メルヘンな世界にしっとりと浸ってみませんか。

コペンハーゲン(Copenhagen)ーデンマーク

チボリ公園のライトアップ

アンデルセンの故郷であるコペンハーゲンは、人魚姫の像に代表されるようにとってもメルヘンチック。

街を運河が駆け巡る、水の都でもあるのです。

運河ツアー(カナルツアー)もあり、船の上から街の観光スポットを一度に見て回れるのも人気です。

中でも、ロココ様式の立派なアメリエンボー宮殿は、現デンマーク王室の王宮として現在も使われており、観光先として大変人気です。

宮殿の屋根に国旗が掲げられている時には、宮殿には現在の君主であるマグレーテ女王が滞在しておられるということ!

市民がいつでも広場へ自由に入れるのも嬉しいですね。

毎日お昼の12時には衛兵の交替式があり、デンマーク衛兵の特徴的な制服の可愛い衛兵さんたちが、一糸乱れず行進する様子がみられ、これもまたおとぎの国のようです。

彼らの制服は、黒いクマの毛皮の帽子に、黒の上着、ブルーのズボン。

白いベルトで銃を肩にかけています。

女王が在宮している時には、音楽が鳴り響き、とても華麗な交替式が見られますよ。

また、絶対に訪れていただきたいのはチボリ公園です。

冬は閉園しているチボリ公園は、クリスマス時期だけ開いており、園内がクリスマスマーケットに変わります。

クリスマスイルミネーションが美しいことで有名で、まるでおとぎ話の世界です。

赤くて小さな家が可愛らしく並んだ街並みに、クリスマスグッズやホットワイン、ペッパークッキーなどが売られます。

おとぎの国でのクリスマスマーケットも、ぜひのぞいてみてくださいね。

ダラム(Durham)-イギリス

ダラム大聖堂の中庭と回廊

北東イングランドのリーズとエディンバラの間にある、スコットランド国境に近い街。

ダラム城ダラム大聖堂は世界遺産に登録されています。

街のシンボルであるダラム大聖堂は11世紀に創建され、ヨーロッパでもっとも精巧なノルマン様式の建築物と言われています。

高さ66mの塔を持ち、傍にあるダラム城と共に世界遺産に登録されています。

大聖堂の中庭は、緑の芝生を囲む回廊が美しく、ハリーポッターの撮影に使われました。

大聖堂のチャプターハウスは、マクゴナガル先生の教室としても使われています。

冬の寒空に映えるダラム大聖堂は、ハリーポッターの世界そのままです。

ぜひハリーポッターの風景を味わってみてください!

ヨーロッパ旅行に持って行くべき、便利な持ち物やおすすめの服装

冬のヴェネツィアとアクアアルタ

ヨーロッパは南北や山麓、海の近くなどによって、気温の差が大きいのが特徴です。

ここでは特徴的な場所でのおすすめの持ち物などについてご紹介しましょう。

フィンランドなど北欧

建物の中は25℃前後で快適に過ごせますが、オーロラ観測のための夜の外気はマイナス30℃前後に!

しっかりと防寒対策することが大切です。

速乾・保湿性の高い薄手の服を何枚も重ね着することで、空気の層を作りましょう。

それによって断熱効果を高めるのです。

また、凍傷を防ぐために金属類は直接肌に触れないようにします。

メガネの金属フレームはガーゼなどに包むと良いでしょう。

以下におすすめの持ち物をまとめます。

  • 防水手袋
  • フェイスマスク
  • 耳あて付きの温かい帽子
  • 防水性に優れたスノーブーツ(滑り止め機能付き)
  • 高機能下着(トップス&ボトムス&ソックス)
  • インナーダウン(便利です!)
  • ゴアテックス素材のジャケット、毛皮のコートなど
  • 大きめのマフラー
  • 保温機能付き水筒(温かいココアなど入れると良いでしょう)
  • オーロラの撮影用に長時間露出可能な一眼レフ(デジタルでも)、三脚
  • 機械類のバッテリー、予備の充電器(寒さの中だと減りが早いのです)
  • カイロ(靴の中に貼るものも)

スイスやドイツ、北イタリアの山沿い

もしスキーをするなど、雪と戯れるのであれば防水機能のある手袋や靴が良いでしょう。

ただ雪のある街を歩くならば、防水でなくても温かい手袋や靴が便利です

  • 温かい手袋(内側に毛皮やカシミアなどがあるとより良い)
  • 温かい帽子
  • 歩きなれた靴(滑り止め機能付き)※ショートブーツだと温かく、少々の雪があっても雪が入り込まず便利です。もちろんロングブーツでも可
  • 雪の照り返しが強いため、日焼け止めクリーム
  • 高機能インナー(トップス&ボトムス&ソックス)
  • マフラー
  • サングラス
  • 折りたたみ傘
  • カイロ

海に近い街(ヴェネツィア含む)や中部イタリア以南

海風のため、氷点下になりにくいのが特徴です。

中部イタリア(ローマ)より南などは、1月でも太陽の下では温かいほどですので、東京と同じような服装で大丈夫です。

特別な防寒などは必要ありません。

  • 手袋
  • マフラー
  • 歩きやすい靴(雪よりも雨の確率が高く、防水機能またはブーツにオイルを塗っておくと便利です)
  • 折りたたみ傘
  • 高機能インナー(トップス&ボトムス&ソックス)

最後に、ヨーロッパへ行くなら絶対に1着はフォーマルな洋服を持って行くと良いでしょう。

女性はドレスやきれいめなワンピース、男性はボタンダウンのシャツにネクタイ、そしてそれぞれに合う靴などを。

クリスマスや年越しのディナー、コンサートなどでは、皆さんきちんとおしゃれをして出かけます。

きれいな洋服を身に纏えば、どこに出入りするにも背筋がしゃんと伸び、恥ずかしいことはありませんので、ぜひお忘れなく!

さぁ、いかがでしたでしょうか。

冬のヨーロッパには、魅力的な場所がたくさんありましたね。

是非とも冬を狙って、この素晴らしい景色を体験してみてください。


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