
累計7000万部を超える大人気の漫画「鋼の錬金術師」が実写化されることをご存知でしょうか。
映画版のキャストが豪華メンバーなだけに、海外ファンも待ち遠しくて仕方がないと話題!
海外ロケ地では、出演陣への黄色い声が飛び交って…映画化がどれほど期待されているかが伺えますね。
ここでは「鋼の錬金術師」のあらすじやキャスト一覧、そして予告動画で崩壊する美しい鐘楼のあるロケ地(舞台)をご紹介しましょう。
鋼の錬金術師のあらすじと公式予告動画
錬金術が科学として発達した世界に、「アメストリス」という軍事国家がありました。
そこには錬金術の天才である幼い兄弟は、病気で亡くした母に会いたいがため、禁断の「人体錬成」理論に辿り着きます。
人間を再び生き返らせるという秘儀は、もちろん最大の禁忌事項です。
アルフォンス(弟)は躊躇しますが、エドワード(兄)の「もう一度お母さんに会いたくないのか?」の言葉に頷き、術を練り始めました。
するとなんと、決して侵してはいけない領域に侵入した二人の術は失敗し、兄エドの左足と弟アルの身体全部を代償として失ってしまったのです!
自分の一言で、弟の命まで奪われてしまう…!!
エドは自分の右腕を差し出すかわりに、アルの魂を何とか錬成し、命だけは救うことができました。
身体を失くしたアルの魂は、その場にあった全身鎧に定着させたのです。
エドは鋼の義手と義足を付け、アルは鎧姿となりました。
心優しいアルに身体を取り戻してやりたい…その一心で、エドは難しい「国家錬金術師」の資格を史上最年少で取得し、更なる強力な錬金術を扱うための「賢者の石」を探して、兄弟二人で出たのです。
しかし頼みの綱の「賢者の石」に隠された、恐ろしい秘密がわかります。
その秘密とは何なのか、そして弟のため、母のためを想うエドの選択した答えとは…?
善なる目的のためとは言え、命を人為的に操作するというタブーを侵した子供たちの大きな代償と、目的と手段のありかたについて考えさせる壮大なストーリー。
漫画をアニメ化したところ、最高視聴率は8.4%と大ヒット!
今回、実写化にも大きな注目を集めています。
鋼の錬金術師【実写化】のキャスト一覧と公開日
鋼の錬金術師実写くるやん!!
これはみたいわ〜 pic.twitter.com/2b2xtu29no— towa (@towa05060) 2017年4月7日
それでは、気になるキャスト一覧をご紹介しましょう。
- エドワード・エルリック(鋼の錬金術師):山田 涼介
- ウィンリィ・ロックベル(エルリック兄弟の幼馴染、オートメイル生成が生業):本田 翼
- ロイ・マスタング(アメストリス軍の大佐、「焔の錬金術師」と呼ばれる戦闘能力を持つ):ディーン・フジオカ
- リザ・ホークアイ(アメストリス軍の中尉で狙撃の名手):蓮佛 美沙子
- マース・ヒューズ(アメストリス軍の中佐でロイ・マスタングの親友):佐藤 隆太
- グレイシア・ヒューズ(マースの妻):原田 夏希
- マリア・ロス(アメストリス軍の少尉):夏菜
- ハクロ(アメストリス軍の将軍):小日向 文世
- ショウ・タッカー(合成獣の権威であるマッドサイエンティスト):大泉 洋
- ティム・マルコー(アメストリス国立研究機関の研究員で、賢者の石の権威):國村 隼
- コーネロ教主(レト教のインチキ教主):石丸 謙二郎
- エンヴィー(嫉妬を司るホムンクルス):本郷 奏多
- ラスト(色欲を司るホムンクルス):松雪 泰子
- グラトニー(暴食を司るホムンクルス):内山 信二
公開日2017年12月1日(金)!!
監督は漫画「ピンポン」の実写版を大ヒットさせた曽根文彦監督。
最新技術を駆使したフルCGで実写化!
見事な再現はかなり革新的と言えます。
実写版ロケ地(舞台)は?
セピア色の屋根の連なり、そして美しい鐘楼などの中世時代の栄華と共に、紀元前3~4世紀の古代エトルリア~古代ローマ時代の遺跡までもが共存する街。
それが、イタリアの緑豊かなトスカーナに突如現れる丘陵都市「ヴォルテッラ(Volterra)」なのです。
この街の特徴は、街のあちらこちらに残る13世紀の典型的な搭状住宅です。
古代から岩塩や銅、鉛、雪花石膏などの鉱物資源が豊富だったことから、重要な都市として繁栄していたことが伺える、荘厳で重厚な街並みです。
「鋼の錬金術師」のロケは、この歴史的で神秘的な街で行われました。
最初にご紹介した予告動画で、脆くも崩壊する鐘楼がありますね。
それが、1102年に献堂されたサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂の鐘楼なのです。
この建築はロマネスク様式建築の最も美しいものの一つとされる、貴重なものです。
実写版「鋼の錬金術師」で、ヴォルテッラの鐘楼が脆くも崩れ落ちていくCG映像は、迫力満点!
セピア色の陶器製の屋根が崩壊していく様は、本当にヴォルテッラの街に起こっているかのように息を飲むワンシーンとなることでしょう。
そんな見どころも、是非押さえておいてくださいね!
イタリアでも山田涼介さんは人気の的だったそう。
実写版の公開が楽しみですね。