
2014年の大人気アクション映画「ジョン・ウィック」の、続編が公開されます!
孤独で愛に飢えた凄腕の殺し屋をキアヌ・リーブスが演じ、興行的成功を収めました。
ド派手なアクションシーンと、安楽死から救った犬を連れて立ち去るジョン・ウィックの哀愁を帯びた姿が忘れられませんね。
ジョン・ウィック:チャプター2では、舞台を華麗なるイタリアのローマに移し、新たに魅力的なキャストたちが登場します。
銃弾を通さないスーツの仕立てだなんて、さすがイタリアですね(笑)
前作よりも大規模な、全世界を敵に回したアクション映画となっています。
ここでは前作のおさらいとチャプター2のあらすじ、キャストと公開日、そしてイタリアンマフィアの魅惑的な美女の素顔についてもご紹介していきます!
ジョンウィック2のあらすじと公開日
様々な武器が登場し、大勢VS一人という激戦の繰り広げられたチャプター1は、大人気でしたね。
まずはチャプター1のおさらいからいきましょう。
チャプター2も、銃とカンフーを融合させた新しい戦術である「ガンフー」は健在ですよ!
裏社会で右に出る者はいないと噂された凄腕の殺し屋ジョン・ウィックは、もともとロシアンマフィアのヴィゴに雇われた殺し屋でした。
ジョンは5年前に愛する女性ヘレンと出会い、裏社会から足を洗ったのですが、不幸にもヘレンを病で失います。
そしてヘレンからの贈り物である仔犬と共に静かに暮らすジョンを、またもや悲劇が襲います。
なんと、ヴィゴの道楽息子ヨセフが、たまたま見かけたジョンの愛車「フォード・マスタング・マッハ1」を手に入れたくなったばっかりに、ジョンの自宅を襲わせ、愛犬を殺してしまったのです。
二度も愛する者を失ったジョンは復讐を誓い、裏社会に戻ることを決意しました。
息子ヨセフがジョンを怒らせたことを知ったヴィゴは、ジョンの実力を良く知っていたため、息子を守るべく懸賞金200万ドルをかけて殺し屋たちにジョンの暗殺を公示。
大勢の敵にジョンは苦戦を強いられ、ついには捕らえられ万事休すに。
しかし、旧知の助っ人により隙をついて反撃し、追いつめたヴィゴからヨセフの居場所を聞き出し、ヨセフを仕留めます、
その後、ヴィゴとジョンの対決となり、二人はお互いに重傷を負って倒れます。
深い傷を負って動くのもやっとな状態のジョンは、現場から離れた無人の動物病院へ辿り着きます。
そこで自ら傷を手当てした後、安楽死をさせられる犬の中から最も強そうな犬を一匹連れ出し、夜の闇へと消えていきました。
前作から5日後、身体を癒したジョンはヨセフに盗まれた愛車「フォード・マスタング・マッハ1」を取り戻すべく、ロシアンマフィアの現ボスであるアブラム・タラソフの持つ自動車工場へ乗り込みました。
工場内で先頭を繰り広げた後、遂に愛車は取り戻したものの、ひどく傷がついてしまいました。
愛車はジョンの友人の経営する自動車工場で修理をすることにし、帰宅すると…なんと今度はイタリアンマフィア「カモッラ」の幹部サンティーノがジョンの自宅に来訪したのです。
サンティーノはジョンに、実の姉であり、カモッラのボスであるジアーナを暗殺してほしいと依頼します。
しかし、裏の世界から足を洗いたいジョンは断ります。
裏の世界で交渉を断るということは、自分の身に危険が及ぶということ。
案の定、交渉決裂したサンティ―ノはジョンの自宅にバズーカ砲を打ち込み、全焼させてしまいます。
そして交渉の締結を意味する「メダルに自分の血をつける」契約をさせられてしまったジョンは、結局ジアーナを暗殺せざるを得なくなってしまいました。
暗殺には成功したものの、依頼者であるサンティーノはジアーナの実の弟。
組織がサンティーノの裏切りを知ったらどうなるか…。
報復を恐れたサンティーノは、自分の陰謀を握りつぶすために今度はジョンを狙います。
しかも、今回は全世界の殺し屋にジョンの懸賞金7億円をかけたのです。
ジョンは次々に現れる敵と戦い、様々な武器や手法で倒します。
そのバリエーションはもはや笑えてしまうほど!
ここも見どころの一つですね。
しかも、サンティーノの腹心であり、彼を守り続ける美しき女マフィア「アレス」は、かなりの腕前。
しかも彼女は一言も口をきくことなく、全てタトゥーの入った印象的な指を用いた手話で会話をするのです。
そんな怪しげな動きと美貌に、見入ってしまうことでしょう。
死闘の末、サンティーノを倒したジョンでしたが、今回はまだまだ戦いは終わりません。
なんとサンティーノの仇として、組織「カモッラ」から14億円の賞金をかけられたジョン。
何の後ろ盾もなく、巨大な組織に追われることになったジョンは、命の危険を感じながら姿を消します。
チャプター3に続く。
敵だらけの中、あちこちから狙われるジョンの奮闘には、手に汗握ること間違いなし!
公開日2017年7月7日
美しく歴史あるイタリアの街で、どんな戦闘が繰り広げられるか楽しみですね!
愛車マスタングの活躍も見ものです。
ジョンウィック2のキャスト
舞台がイタリアで、イタリアンマフィアが相手とあって、イタリア人俳優がキャストとして大勢登場します。
ダンディーなイタリアンマフィアと、タトゥーが美しい女イタリアンマフィアなど、楽しませてくれますよ!
- ジョン・ウィック(伝説の殺し屋):キアヌ・リーブス
- ヘレン・ウィック(ジョンの亡き妻):ブリジット・モイナハン
- サンティーノ・ダントニオ(イタリアンマフィアの幹部):リッカルド・スカマルチョ
- アレス(サンティーノの腹心):ルビー・ローズ
- ジアーナ・ダントニオ(サンティーノの姉で、イタリアンマフィアのボス):クラウディア・ジェリーニ
- アブラム・タラソフ(ロシアンマフィアの現ボス):ピーター・ストーメア
- ウィンストン(コンチネンタル・ホテル・ニューヨークの支配人):イアン・マクシェーン
- ジュリアス(コンチネンタルホテル・ローマの支配人):フランコ・ネロ
美しきイタリアンマフィア演じるルビー・ローズ、衝撃の素顔とは
美しき殺し屋アレスを演じたのは、中性的な美貌が魅力のルビー・ローズ(Ruby Rose)。
1986年3月20日、オーストラリア生まれのモデルであり、TV番組の司会者、女優として、オーストラリアやアメリカを中心に活躍しています。
2016年公開の「バイオハザードVI・ザ・ファイナル」にはアビゲイル役で登場し、主演のミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアリスとタッグを組み、共に戦う勇ましい姿が印象的でしたね。
170cmの長身の彼女は、ボーイズスタイルをすれば女性も惚れてしまうほどの美男子に!
端正な顔立ちを引き立たせるショートヘアと、大胆に施されたタトゥーは、ドレスアップした彼女の姿を忘れられないものにしています。
実は彼女の曽祖父は、第一次世界大戦のガリボリの戦いで活躍した勇者。
その血が確実に流れているのですね。
彼女が生まれた時から両親は別れており、名付け親となったのは、あの有名なオーストラリア人ボクサーのライオネル・ローズ!
そのため、彼女はボクシングも嗜みます。
慈善活動にも精力的で、チャリティーボクシングに出場することもあるほどです。
ローズは12歳の頃から、自分を女性でも男性でもなく、どこにも属さない人間だと自覚していたといいます。
自分のなりたいのは、カッコいい男性だとわかっていたとも言い、そうした周りと違うことにより壮絶ないじめも受けていたそうです。
強い女性として見られることがある一方、実はうつ病を抱えて施設に入院していた過去もあります。
繊細で壊れそうな弱さを内包した彼女ですが、現在は「うまく病気と付き合っていくしかないのよ」と、前向きに向き合っているようです。
ファッショナブルでジェンダーレス、自分を貫く生き方をしているローズは、これからも新たな魅力を私たちに見せてくれることでしょう!
声を一言も発さずに演じ切ったローズのイタリアンマフィア「アレス」を、どうぞお楽しみに!