
クラブ世界一を決める【FIFAクラブワールドカップ ジャパン2016】が開幕しましたね!
歴代の王者たちが集うこの大会で、決勝戦に進んだのは
スペインのレアル・マドリードで最も気になるのが、準決勝戦の後半終了間際に得点を挙げたクリスティアーノ・ロナウド!
ここでは決勝戦のスタメンメンバーやフォーメーション、そして注目のC.ロナウドの戦い方や素顔の魅力に触れていきます。
レアルマドリード【クラブワールド】のスタメンメンバーは?
レアル・マドリードは、スペインリーグで32回の咲いた優勝記録を持ち、歴史上初めてビッグイヤーの永久保持を認められたクラブです。
ジダン監督率いる銀河系軍団が、鹿島アントラーズとの試合に選出するスタメンメンバーを予想します。
準決勝戦で豪華メンバーを惜しみなく使ったレアルマドリードは、決勝戦でも力の限りのメンバーが選出されることでしょう。
- FWアルバロ・モラタ
- FWカリム・ベンゼマ
- FWクリスティアーノ・ロナウド
- MFトニ・クロース
- MFカゼミーロ
- MFルカ・モドリッチ
- DFダニエル・カルバハル
- DFラファエル・ヴァラン
- DFマルセロ
- DFセルヒオ・ラモス
- GKケイラー・ナバス
ジダン監督は、チームの選手たちが試合に次ぐ試合、しかも時差を乗り越えての彼らの体調を、大変気にかけています。
準決勝戦の後「とにかく休養が必要だ」とインタビューに答えています。
しかしクラブ・アメリカ戦での押すも押されぬ彼らの気迫は、時差を全く感じさせないものでした。
決勝戦の戦術はいかに…?
レアル・マドリードのフォーメーションとクリスティアーノ・ロナウドの戦術
レアル・マドリードの基本のフォーメーションは4-3-3です。
両サイドに広がって「ウイング」と呼ばれる形をとり、攻撃的な選手が切り込み、サイドプレーで相手のフォーメーションを崩し、強力なセンターフォワードがゴールを決めるという、得点につながりやすいスリートップ戦術を採用しているのです。
そして、ここでC.ロナウドの抜群のサイドプレーが輝くのです!
彼の引き技、シザーズ、切り返しや股抜きなどを組み合わせたドリブルはスピードがあり、ドリブルの重心が重いために方向転換や緩急をつけることに長けています。
タフな肉体と俊敏に出る正確なパス、そして強力なシュートも持ち合わせ、どこの場面にも通用する才能を持っています。
更には左右両方の足で、同じレベルのプレーをすることができるのです!
彼自身、「トリッキーなテクニックを織り交ぜることが自分のスタイル」と語っています。
そんな視界の広く、試合の流れを作っていくことのできるサイドプレイヤーとしては、クリスティアーノ・ロナウド、ガレス・ベイルやメッシが群を抜いていると言えます。
ロナウドのゴール数を見てみると、チーム内でも2位と二倍の差をつけ、ダントツの1位!
彼のまっすぐで豪快なシュートには、人々は感動せずにはいられません。
そこには彼の生き方が影響していると思われます。
C.ロナウドの素顔と魅力
ポルトガル出身のクリスティアーノ・ロナウドは、2016年の時点でチャンピオンズリーグの得点王を5回、バロンドールを4回も受賞している、世界最高のサッカープレイヤーです。
素早いドリブルと正確で勢いのあるシュート、強靭な肉体も最高レベル!
移籍前のマンチェスター・ユナイテッド、そして現在のレアル・マドリードの両方で2回チャンピオンズリーグの勝利を収めており、それを成し得た選手は世界でロナウドただ一人。
更にスペインリーグでは、彼だけが全試合でゴールを決めており、幸運の女神がついているかのようなプレイヤーです。
ジンクス
ロナウドは自分の中でのジンクスを信じており、サッカースタジアムのグラウンドには必ず右足から入ることを決めています。
また、飛行機に乗る時には常にチームの仲間たちよりも前に座り、バスでは一番後部座席に座ります。
ニックネーム
ロナウドの名前は、父親がファンだった俳優であり、アメリカ元大統領のロナルド・レーガンにちなみます。
6歳からサッカーを始めたロナウドは、持って生まれた才能を感じさせる子供でした。
子供の頃のニックネームは、ポルトガル語で「小さなミツバチ」。
ミツバチのように素早く方向転換しながらドリブルすることができたからです。
今では、ロナウドの飼っている犬にその名前をつけて可愛がっているのですよ!
彼は15歳の時に心臓の手術を受け、スポーツ生命の危機とも思われましたが、強い意志とリハビリにより、驚異の回復を見せました。
ロナウドの現在のニックネームは、クリスティアーノの「C」とロナウドの「R」、そして背番号の7をとって、「CR7」と呼ばれています。
世界的に人気なこのニックネーム「CR7」を気に入って、彼は商標登録もしています!
ロナウドの息子もサッカーが好きですが、彼の一番好きな選手はなんとロナウドの最強ライバルであるメッシ!
ちなみに、メッシは親しみを込めて「ノミ」と呼ばれています。
すばしっこく、最後までボールをあきらめずしがみつく姿勢からなのでしょう。
※ヨーロッパでは恋人や親友に好意を込めて、わざとブサカワな動物のニックネームをつけることがあります。(ノミ、スカンク、コブタetc)
生い立ちと信念
ロナウドは4番目の子供だったため、母は経済的な問題から育てられるか自信がなかったと言います。
しかし医師に励まされ、無事に出産することができました。
そんな彼が今、世界でこんなにも活躍しているなんて、感動的ですね。
しかし彼の子供時代は貧しく、父親は重度のアルコール中毒でした。
とうとう父親はアルコールで命を落とし、兄は数年前までドラッグ依存でした。
そんな姿を見てきたためか、ロナウドはタトゥーやタバコ、お酒を一切受け付けません。
そればかりか、彼は社会貢献にも大変熱心なのです。
癌の研究に多額の寄付をしたり、脳の手術が必要な少年の手術費を負担し、彼のために小説を買って贈ったりもしています。
特別トレーニング
誰よりも入念に時間をかけ、毎日トレーニングをするというロナウドは、マドリッドの練習場の中にプライベートルームを持っています。
そして、中にはNASAの作った無重力トレーニングマシーンが置いてあるのです。
筋トレが全ての基本であり、身体を壊さないための予防としても最も優れた方法であると、知っているのでしょう。
彼の行動は全て、サッカー選手として必要なものなのです。
15歳の頃の大病から、身体の大切さを身に沁みてわかっているからなのかもしれません。
鍛え上げられた筋力により、彼はプリウス(車)ほどの重さの物を引っ張って運ぶことができるそう!
絶え間なく努力し、人一倍熱心に打ち込む彼の強さの秘密が、わかるような気がしますね。
裏表のないまっすぐなロナウドの放つ強力なシュートは、やはり見る者を勘当させるのです。
ますます18日の決勝戦が楽しみですね!