
海外旅行へ行くなら、絶対に上手に選んでいただきたいのがスーツケースです。
手荷物として機内持ち込み可能な小さなものと、受託(預け)手荷物にする大きなものと、どちらも賢く選びましょう。
最悪の場合スーツケースが破壊されることもあり、旅行の質が大きく変わります。
ここでは、スーツケースを選ぶ時に絶対に押さえておくべきポイントと、女性にも使いやすいと人気のスーツケース(手荷物&預け荷物)のおすすめメーカーランキングをご紹介します!
ぜひ上手に選んで、素敵な思い出の旅にしてくださいね。
スーツケースを選ぶときのポイント
画像と共に、絶対に抑えておいていただきたいポイントをまとめます。
- TSAロック搭載(スーツケースを縛るベルトもTSAロック搭載がおすすめ)
- 360度回転式4輪キャスター搭載
- 軽量かつ丈夫(手で押してへこまない程度は必須)
- 受託手荷物用スーツケースのサイズに注意
- 機内持ち込み用スーツケースは必ず「機内持ち込み可」と表示されたものを選ぶ
TSAロックは絶対に搭載していることをご確認ください。
空港でのテロ対策強化に伴い、受託手荷物の中身を抜き打ちで確認されることがあります。(アメリカでは必ず開けられると思っておくと良いでしょう)
その時に、TSAロックでない施錠をしていた場合、空港職員によってスーツケースの鍵が壊され、ガムテープで開かないよう応急処置をされて手元に戻ってくることがあります。
安全のためにスーツケースの中身を確認する責任があるため、こちらは文句が言えないのです。
そこで登場したのがTSAロック。
ダイヤルでロックをしていても、世界共通のTSAキーで開けることができるものです。
空港のTSA職員のみがキーを使って開けることができ、トランクが破壊されることなくセキュリティチェックを通過することができます。
スーツケースに巻くベルトや、施錠用の鍵もTSAロックが用いられているものを選ぶようにしましょう。
また、受託手荷物用と機内持ち込み用どちらのスーツケースも、航空会社によって違いはありますが、重量と大きさの制限があります。
通常、受託手荷物は3辺の合計が約158cm以下かつ23㎏以下。
機内持ち込み用は3辺の合計が約115cm以下かつ10㎏以下とされています。
ただ、重量は確認してもスーツケースの大きさまでは多少超過するくらいなら問題ないようです。
旅先で使うものは受託手荷物へ、飛行機内で使うものや貴重品などは機内持ち込みのスーツケースに入れることをおすすめします。
受託手荷物はたまに別の便に乗せられてしまったり、飛行機の乗り継ぎの時に積み込みが間に合わなかったり…という可能性があることを覚えておきましょう。
そのため、酔い止め薬や常備薬など大切なものをどちらのスーツケースに入れる、事前にしっかり考えておきましょう。
そう考え始めると、準備の際に気を付けることはたくさんありますね。
こちらに持ち物についてまとめてありますのでご参考ください。
また、空港内の免税店で買った品物は、最終目的地までは絶対に開けないでください。
もし開けてしまうと、飛行機の乗り継ぎなどがある場合、乗り継ぎの空港で機内持ち込み用スーツケースを検査された際に没収されてしまいます。
免税手続きをするためにも、商品をどこに入れておくか要注意です。
スーツケースには開閉口がフレームタイプのものとファスナータイプのものがありますが、フレームタイプは中に衝撃が伝わりにくいかわりに重量が重たく、ファスナータイプの方が軽いです。
受託手荷物はワインなど割れ物も安心なフレームタイプで、機内持ち込み荷物はファスナータイプのものをおすすめします。
受託手荷物は航空会社の委託業者によってポンポン投げられてしまうことがあるため、できる限り頑丈なものを重視でご用意されると良いでしょう。
すぐに傷がついてしまうことも覚悟しておきましょう。
もし傷がつくのを防ぎたいならば各出発空港にあるバゲージラッピングサービスをご利用なさると良いですね。
1000円ほどで、スーツケースをラップでぐるぐる巻きにしてくれます。
衝撃緩和、保護の他にも、セキュリティ面でも用意に開けることができないため安心です。
最近はどの空港でも見かけますので、治安の悪い航空会社の便を利用される時には利用されることをおすすめします。
さて、機内持ち込み用のスーツケースで便利なのは、マチ付きで幅を拡張できるタイプです。
空港でうっかりたくさん買い物してしまった…という時にも、ファスナーを開くだけで6cmほども拡張するため、充分な収納力がアップします。
スーツケースの上に別のバッグを装着して収納するよりも、手軽で助かりますよ。
やはり旅は身軽さがとても大切です!
受託手荷物用スーツケースメーカーランキング
世の中にはたくさんのスーツケースが販売されていますね。
安くてもキャスターが動きにくかったり、壊れてしまっては旅先で困ってしまいます。
丈夫で軽くて長く使えるお気に入りを見つけたいなら、女性にも使い勝手が良いと人気のメーカーランキングからセレクトしてみてくださいね!
- リモワ
- アメリカンツーリスター
- エースかばん
- トラベリスト
- サムソナイト
リモワ
言わずと知れた高級スーツケースメーカー、リモワは、ドイツの叡智の結晶!
6万円~と高級ながら、そのスタイリッシュさと抜群の操作性で日本人にとても人気です。
軽量を誇る、安心のドイツ製はハリウッド女優たちにも愛されています。
アメリカンツーリスター
高級スーツケースブランド「サムソナイト」の姉妹ブランド!
軽量でかつ収納力があり、丈夫な上に価格も3万円ほど。
旅慣れた人たちの間でも人気のメーカーなのです。
ACEかばん
信頼の日本の高品質スーツケースメーカーです。
収納力と軽量なのが魅力で、日本人の習慣に合わせた使い勝手の良さを追求しています。
トラベリスト
2万円ほどで購入できるのに、現代最高の素材ポリカーボネイト100%を使い強度もしっかりしている、抜群のコスパで人気を誇っています。
軽量化を謳っている他のスーツケースと比べると少々重いかもしれませんが、気にならない程度です。
デザインはそれほど目を引きませんが、価格重視でどんどん使いたい方にぴったりです。
サムソナイト
アメリカの高級スーツケースメーカーで、世界トップシェアを誇ります。
軽さと堅牢性、深い収納部分による収納力、そして何といっても静かで丈夫なキャスターに定評があります。
軽々と持ち歩ける点も女性に人気です。
旅行中のほとんどの持ち物を運ぶ、大きなスーツケースが一番重要です。
これが決まってしまえば、後は手荷物としてのスーツケースを遊び心いっぱいに選べますよ。
おしゃれな手荷物用スーツケースが見つかったら、旅先でもっと気分が良いこと間違いなしですね!
さぁ、あなたはどこへ旅したいですか?
機内持ち込み用ランキング
ここでは小型タイプだからこそ手が届く、ラグジュアリーブランド「グローブ・トロッター」が堂々ランクイン!
それ以外は受託手荷物用スーツケースと同じブランドが名を連ねています。
- リモワ
- サムソナイト
- グローブ・トロッター
- アメリカンツーリスター
- エース・ワールド・トラベラー
グローブ・トロッター
1897年にイギリスに生まれたラグジュアリースーツケースブランド。
スーツケースはイギリス国内の自社工場で、手作りで作られています。
ヴァルカン・ファイバーという特殊な紙を何重にも重ねて樹脂で特殊加工した素材で作られています。
使い続けるほどに風合いが変化し、美しくなっていくのも魅力的。
まるで昔のイギリス映画に出てくるようなスーツケースは、今でもクラシカルで伝統的な雰囲気が英国王室やセレブ、そして世界中の旅愛好家の間で愛されています。
いかがでしょうか。
お気に入りのスーツケースを手にしたら、旅行の計画が益々楽しみになりますね!
どうぞ良い旅を!