ヨーロピアンスタイル | 旅行、文化、経済、イベント、エンタメなど現地各国の様々な情報を紹介

We are a bridge between Japan and Europe .

結婚式の引き出物のお菓子はコレ!人気のコンフェッティでおしゃれに幸せのお裾分け。

約 1 分
結婚式の引き出物のお菓子はコレ!人気のコンフェッティでおしゃれに幸せのお裾分け。

一生の宝物になる、大切な結婚式。

来てくださった方々には、感謝の想いを込めて精一杯の引き出物を…と思いますよね。

でも予算もあるし、できれば特別な、おしゃれな物を!と願うもの。

そこで、ヨーロッパで驚くほど長い歴史と深い意味のあるお菓子をご紹介します。

ヨーロッパでは引き菓子はコレ!とお決まりの、おしゃれで温かい、素敵なお菓子なのです♡

きっとあなたの結婚式を意味深い、感動的な思い出として印象付けてくれることでしょう。


Sponsored Links

結婚式にぴったりの引き出物のお菓子、コンフェッティ

白いコンフェッティ

結婚式の引き出物として長い歴史を持つお菓子が、コンフェッティ(Confetti)です。

皆様も一度は目にされたことがあるのではないでしょうか。

色とりどりの小さな卵型のお菓子たち。

これはアーモンドに綺麗な色の砂糖ペーストをコーティングした糖衣菓子なのです。

イタリアが発祥で、今でも結婚式の引き菓子として必ず贈られる、伝統的なお菓子です。

最近ではアーモンドやピスタチオなどのナッツの周りにチョコレート、その周りをバニラやミント、シナモンやアニスなどの香り豊かなシュガーコーティングをしたものも!

甘くてカリッと香ばしくて、癖になってしまう美味しさです。

イタリア語ではコンフェッティ、フランス語ではドラジェといいます。

ドラジェといえば、チャイコフスキー作曲のバレエ組曲【くるみ割り人形】の中で、お菓子の国の女王「ドラジェの精」の踊りが有名ですね。(日本語訳は「金平糖の精」)

華やかで美しい「ドラジェの精の踊り」は、お菓子の女王にふさわしく、バレエの一番の見どころです。

お菓子の女王コンフェッティヨーロッパでこれほどまでに愛されるコンフェッティの歴史を見てみましょう!

その始まりは、なんと紀元前177年、古代ローマ時代

貴族ファビウス家の料理人であったジュリアス・ドラジェが、うっかりアーモンドを蜂蜜に落とした際にできたのが、コンフェッティのもととなりました。

蜂蜜と小麦粉を混ぜてアーモンドをコーティングしたこのお菓子は、ファビウス家で婚礼子供の誕生洗礼などのおめでたい日に、お祝に駆け付けた人々に配られていました。

アーモンドは実をたくさんつけるため、子孫繁栄や幸福を表わすとされていたのです。

こんなに昔から、コンフェッティは、人々の幸せと笑顔と共にあったのです

まだヨーロッパに砂糖はなく、アーモンドに使われたのは蜂蜜でした。

しかし15世紀の後半になると、西インド諸島から砂糖が輸入され、ヨーロッパの貴族たちの間で大流行しました。

そしてこの頃から、コンフェッティは蜂蜜コーティングから砂糖シロップコーティングへと変わっていきました。

大切なお祝の席でのお菓子に、貴重で高価な砂糖を使いたかったのです。

イタリアのアブルッツォ州にあるスルモーナという町は、15世紀からコンフェッティ作りで有名です。

今でもスルモーナのコンフェッティは高級で、とても人気があるのですよ!

さて、ヨーロッパの名立たる有名人たちも、コンフェッティを愛していました。

上でご紹介したチャイコフスキーも、コンフェッティ(ドラジェ)に対する特別な憧れがありましたし、甘いもの好きだったナポレオンルイ14世も、コンフェッティのファンでした。

彼らはパーティの際、ボウルいっぱいのコンフェッティが置かれ、人々をもてなしました。

高価なコンフェッティは、富の証でもあったのですね。


Sponsored Links

結婚式の引き出物、ボンボニエーレとして

ボンボニエーレ

イタリアで、コンフェッティに沿えて贈る引き出物のことを、ボンボニエーレと言います。(単数形はボンボニエーラ)

それは美しい入れ物であったり、可愛い置き物だったりします。

この習慣は、今ではヨーロッパの他の国々やアメリカでも流行っていますね。

その発祥はイタリアで、15世紀には婚約の時にもボンボニエーレが登場しています。

貴族が婚約をする時、家族は家同士を祝福する意味で、お互いに高級な箱(銀製や宝石が付いたもの、クリスタル製など)にコンフェッティを入れたボンボニエーレを交換していました。

そして夫となる男性は、妻となる女性にコッパ・アマトーリア(coppa amatoria)というセラミック製の美しいお皿にたくさんコンフェッティを盛って、子孫繁栄の意味を込めて贈ったのです。

15世紀にはダイヤモンドの婚約指輪を贈る習慣が既にありましたね。

更に遡った古代ローマ時代、婚約指輪が生まれたのは、イタリアのヴェネツィアでした。

その後18世紀には、結婚式で参列した人々に向けて、新婚夫婦がボンボニエーレをプレゼントするようになりました。

しかし、この頃はまだお金持ちの間の習慣であり、20世紀になってやっと、どんな人でもコンフェッティを配れるようになったのです!

ボンボニエーレとしておしゃれに!という夫婦は、コンフェッティをヴェネチアンガラスのケースや、有名なマヨリカ焼きの箱に入れます。

2千年以上愛されてきた歴史を取り入れることで、結婚式がより感慨深いものになりますね!

おまけ!とっておきのイタリアンラブソング

イタリアの伝統を取り入れるならば、ぜひ結婚式にぴったりのイタリアのラブソングや、ヨーロッパで大人気のウェディングソングをBGMとして取り入れてみてください!

あなたの結婚式や披露宴が、ぐっとイタリアン&ヨーロピアンスタイルになることでしょう。

コンフェッティの種類

銀色のコンフェッティ

ヨーロッパでは、コンフェッティは結婚式だけではなく、様々なお祝のシーンで配られる幸せのお菓子です。

そこには、色や形について可愛い決め事がありますので、ご紹介しましょう。

日本と同じように、どんな時でも数は奇数です!

まずは結婚式の時。

純粋、無垢であることを大切にするため、白いコンフェッティが配られます。

中身の数は絶対に五粒

一粒一粒に意味があり、幸せ・富・健康・長寿・子孫繁栄への願いが込められているのです。

婚約の時には緑色です。愛の芽が、これからどんどん育って行くように…と。

とってもロマンティックですね!

また、カトリック教徒としての洗礼を受ける時。

洗礼を受ける赤ちゃんが女の子の場合、ピンク色、男の子の場合は水色のコンフェッティを、両親が配ります。

ヨーロッパで成人となる18歳のお誕生日の時には、色々な色のミックスになります。

これから色々な経験を重ねて幸せに生きていきなさい、という意味なのでしょう。

大学卒業の際には赤い色。情熱と幸運のですね。

また、女の子が生まれた時にはピンク色、男の子が生まれた時には水色

そして、結婚25周年を迎えた銀婚式の夫婦は銀色を、50周年を迎えた金婚式には金色のコンフェッティを配ります。

このように、ヨーロッパでは人生の様々な節目やお祝いの際に、コンフェッティをお世話になっている人々に配ってきました。

コンフェッティは、紀元前から続く、幸せのお裾分けなのです。

こんなにも深い歴史と意味のあるお菓子がありますでしょうか。

どうぞ皆さまも、幸せのコンフェッティをご用意になり、皆さまに悠久の幸せのお菓子を差し上げてみてください。

贈った人も、贈られた人も、幸せいっぱいになること間違いありません!

素晴らしい式となりますよう、どうぞ末永くお幸せに…♡


Sponsored Links