
クリスマスには親しい人たちとクリスマスパーティを開いたり、ご家族で特別なお食事を楽しみたいと思われる方も多いと思います。
子供たちが楽しみにしているクリスマス会では、見た目もカラフルで楽しいサプライズのあるお料理を出してあげたいものですね。
そこで、クリスマスの本場であるヨーロッパの国々で、子供たちにも人気のレシピを覗いてみましょう!
赤や緑のクリスマスカラーで、持ち寄りパーティにもきっと喜ばれることと思います。
日本でも簡単に作れるものを集めてご紹介しますね。
子供も大好き!イギリスのクリスマス料理
海に囲まれたイギリスで、前菜として大人気の「エビのカクテル」をご紹介しましょう。
カラフルできれいな上、大量に作ってストックしておけるので、パーティにはもってこいの一品!
小さなエビでも可愛くて良いですね。
カリカリの焼きたてパンに乗せれば、冷やしたソースと相まってとってもおいしいですよ。
<材料 6人分>
- エビ 400g
- ケチャップ 大2
- マヨネーズ 200g
- 生クリーム 60ml
- マスタード 小1
- パセリ 少量
- ブラックペッパー お好みで
<作り方>
- エビの殻をむき、2分ゆでる
- エビの水分をキッチンペーパーで軽くふき取り、冷ます
- 小さいボウルにマヨネーズとケチャップ、マスタードを入れ、混ぜながら少しずつ生クリームを加えていく
- 3のソースは冷蔵庫に1時間以上入れておく
- 器にレタスを敷き、冷やしたソースを大1杯、その上にエビを大1杯分乗せる
- その上にさらにもう一度ソースを大1杯かけ、エビを2~3個乗せる
- パセリをふりかけ、お好みでブラックペッパーをふって出来上がり!
フランスで人気のレシピ
フランスで最も愛されている魚といえば、サーモンです。
どこのレストランでも必ずメニューにあるサーモン料理は、パーティには欠かせません。
フランスらしくきれいな色合いとリッチな味わいで、目でも楽しんでいただけること間違いなしです!
<材料 4人分>
- スモークサーモン 200g
- フィラデルフィアクリームチーズ 80g
- ルッコラ 1束
- 白ごま 大4
<作り方>
- 平らな皿の上にサーモンを一枚ずつ広げて並べる
- サーモンの上にクリームチーズを適量塗る
- ルッコラを乗せ、サーモンを端から巻く
- 白ごまをふりかけ、出来上がり!
イタリアおすすめのレシピ
子供たちも大好きな、スパゲッティのレシピをご紹介します!
マグロはイタリアでも人気の魚で、南イタリアではマグロ漁だって行われているのです。
そんなマグロの切り身を表面だけローストし、旨みをぎゅっと閉じ込めて、シチリアで有名なピスタチオと和えれば…
ピスタチオのカリカリした歯触りの楽しい一品のできあがりです!
<材料 4人分>
- 生まぐろの切り身 600g
- ピスタチオ(殻なし) 100g
- スパゲッティ 400g
- オレガノ 適量
- ブラックペッパー 適量
- 塩 適量
- オリーブオイル 適量
- タイムの生葉 少量(お好みで)
<作り方>
- まぐろをサイコロの形に切る
- フライパンにオリーブオイルをしき、まぐろとオレガノを入れ、まぐろの表面に少し焼き目をつける
- スパゲッティを茹でるためのお湯を沸かしている間に、ピスタチオを粗めに砕く
- スパゲッティは、袋に書いてある分数よりも4分早く、鍋からあげる(※コップ一杯のゆで汁はとっておく)
- 2の鍋にオリーブオイルを少量入れ、スパゲッティを入れて中火にかける
- 少しずつ4のゆで汁を加えながら4分煮込む
- 砕いたピスタチオとお好みで塩で味付けし、お皿に盛りつける(※ピスタチオを少量、後での飾り付け用にとっておく)
- ブラックペッパーと飾り程度のピスタチオをふりかけ、出来上がり!お好みでタイムの葉を添えましょう
もう一品、レモンとスパイス使いの上手なイタリアからレシピをご紹介します。
クセのない白身魚のタラも、イタリアで好まれる魚なのですよ!
カトリックの総本山であるイタリアでは、クリスマスイブには肉を食べません。
そのため、魚料理がメインなのです。
アメリカの影響の大きい日本とは随分違う文化であることが、おわかりになることと思います。
<材料 6人分>
- タラの切り身 1㎏
- アーモンド(生・ローストどちらでも) 30g
- パン粉 150g
- イタリアンパセリ 数本
- アンチョビ(缶詰) 2枚
- レモン汁 レモン一個分
- フェンネル 大1
- オリーブオイル 適量
- 塩 適量
<作り方>
- アンチョビを缶から出し、水で洗って塩気をとる
- 小さなフライパンにオリーブオイル大2を入れ、アンチョビを崩しながら弱火で香りを立たせる
- アーモンドを粗めに砕く
- 2とは別のフライパンにオリーブオイル大4を入れて弱火で温め、パン粉を入れて炒める
- 2とイタリアンパセリ、アーモンド、フェンネルを加えて炒める
- 天板の上にクッキングシートを敷き(オリーブオイルを塗って代用しても可)、タラを並べた上に5を乗せる
- レモン汁をふりかける
- 180度に予熱したオーブンに入れ、15分焼いて出来上がり!
北欧フィンランドのお菓子
フィンランド、スウェーデン、ノルウェーなど、スカンジナビア地方で生まれたお菓子をご紹介しましょう。
フィンランド語で「Piparkakku」というものですが、なんと皆さんもご存知のジンジャーブレッドのことです!
ジンジャーブレッドといえば、アメリカの映画で良く目にするかもしれませんが、実はもともと北欧の伝統的なお菓子だったのですね。
保存がきくので、くり抜いたものにアイシングでお絵描きし、オーナメントにしても可愛いですね!
組み立てて立体的なオーナメントを作るのも楽しいものです。
ドイツではヘンゼルとグレーテルのようなお菓子の家を作るのが人気で、良くクリスマスマーケットに売っているのですよ。
<材料 4人分>
生地用
- 小麦粉 350g
- ハチミツ 150g
- 生姜パウダー 小2
- クローブパウダー(ホールを細かく刻んでも) 小1/4
- シナモンパウダー 小1
- ナツメグパウダー 小1/4
- 塩 1つまみ
- 重曹 小1
- 砂糖 150g
- 卵 1個
- バター(常温に出して柔らかくしておく) 150g
アイシング用
- 粉砂糖 200g
- 卵白 1個分
- お好みで食紅 少量
<作り方>
生地
- ボウルの中に小麦粉をふるい入れ、全てのスパイスと塩、重曹を加える
- 別のボウルにバターと砂糖を入れ、ミキサーで良く混ぜ、卵とはちみつも加えて良く混ぜる
- 2に1を少しずつ加えながら、ヘラで混ぜていく
- 生地が一つになったら一つにまとめ、ラップをかけて冷蔵庫で4~6時間寝かせる(できれば1日寝かせると良い)
- 平らな場所に小麦粉をふりかけ、生地を乗せ、麺棒で厚さ5㎜に伸ばす
- 型でくり抜き、クッキングシートを敷いた天板に並べる
- 180度で予熱したオーブンで8~10分焼く
- オーブンから出し、冷めたら出来上がり!お好みでアイシングしましょう。
アイシング
- 卵白をミキサーで角が立つまで混ぜる
- 粉砂糖を加え、クリーム状になるまで混ぜる→これで白いアイシングの出来上がり!
- 必要によって食紅をお好みの色になるまで少しずつ混ぜていきましょう
各国の色々なアイディアが楽しいレシピばかりでしたね!
日本ではお料理にあまり使わない材料を普段から使っていて、面白いものです。
皆さんもクリスマスパーティを美味しいお食事で彩って、楽しんで祝ってくださいね!